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8日目 in ブータン(プナカ → ティンプー)
update:2009.12.28 Monday
![]() "プナカ"はこれまでの町に比べて朝の寒さも随分楽で、日課である朝の散歩も快調。 おかげで迫力のある朝日を見る事が出来た。 ![]() ここまでパサパサで細かいスクランブルエッグは今ひとつ。 ![]() ![]() ![]() ![]() アサゴハンを食べ終わると、早速首都"ティンプー"までの3時間程のドライブ。 行きにも立ち寄った標高3150mの峠"ドチュ・ラ"の少し手前にある"ドチュラ・カフェ"でお茶休憩。 このカフェは土産物屋も併設してあり、何のためのモノか分からない木のかき混ぜ棒みたいなのを買った。 ![]() ![]() ![]() 天気が良ければここからブータン最高峰の山"ガンカ・プンスム(7570m)"など、ヒマラヤの山岳が見えるらしいんだけど、行き同様ものすごい量の雲で残念ながら今回は見る事が出来なかった。 でもこれだけの雲を自分より下の位置に見ることもなかなか無いため大満足。 またしばらく走ると、路肩に数台の車が止まっていて、車から降りた人々が崖の下を見ていた。 その雰囲気からして、すぐに車が崖に落ちたであろうことが想像ついた。 俺たちも車を止め崖の下を見てみると、想像した通り。 20mくらい落ちた場所で木にぶつかり止まっている車は見るも無惨な状態。 話を聞くと、落ちたのは昨日で、運転手は亡くなったよう。 迷いながらもシャッターを押したものの、やっぱり後悔した。撮るべきことではなかった。 ブータン人でも普通に崖から落ちることのある道路なだけに、もしブータンに旅行に行く機会がある人は、ドライバーさんの運転が安全かどうかは非常に気にした方が良いと思う。 ![]() "ティンプー"まであと20分程という場所に建つのが、ブータン建国の父"シャブドゥン"が、ブータン統一にあたって最初に築いたという"シムトカ・ゾン"。 "ゾン"第一号が建つといえど、その他には何の見所もない場所ってことでほとんどの旅行者は素通りするらしい。 ![]() 遂にブータンの首都である"ティンプー"の町に到着。 "ティンプー"だけは他の町とは全然違う雰囲気という話は聞いていたんだけど、まさに国が違うんじゃないかと思う程の都市。 ![]() ![]() 観光や食事よりも、まず最初に向かったのが"郵便局"。 ここ3〜4日程、寝る前に書きためた年賀状を投函するのが目的。 ブータンは少し変わった切手があることで有名って雑誌に書いてあったから、全員にそれぞれ違う切手を選ぼうなんて思ってたんだけど、それ以上の切手を発見。 なんと、自分の顔写真を切手にしてくれるというもの。 郵便局内でデジカメで写真を撮ってくれ、それを切手用のシートにその場で出力してくれるサービスで、実際にその切手が使用出来るというもの。当然採用。 日本まではポストカードで20Nu(40円)の切手でOK。 正月三が日の到着は無理としても、さすがに5日くらいまでには着くかと思ってたんだけど、実際に日本やベルギーに到着したのは1月の17日前後だった。 郵便局内には、コレクター用の販売コーナーもあり、お土産用に何枚か購入。 ![]() ![]() ヒルゴハンを食べに近くのレストランに行くと、ブータンに来てから初めての日本人旅行者に遭遇。 でもその人々はツアーの団体で、特段日本人に対して貴重さを感じていない様子で、これと言って会話をするキッカケも無く話さずじまい。 ![]() ![]() レストランからの景色。 キレイな建物が建ち並ぶ中に埋もれるように、トタンと編んだ竹で組み立てられた今にも壊れそうな家も残っている。 ![]() no,18《"メモリアル・チョルテン"》 標高:2400m 創建:1974年 @"交通整理の交差点"からチョルテン・ラムを歩いて10分程(西部ブータン) 1972年に亡くなった3代国王が生前発願したものを国家事業として引き継ぎ、1974年に完成させたもの。 ![]() ![]() ![]() この仏塔の周囲を老若男女がたえずお経を唱えながら回っている。 "ティンプー"の人々は、若い学生であってもサラリーマンであっても、通勤通学前と後には大抵の人々がこのチョルテンの周りを回りに来るそう。 ![]() ブータンでは礼拝するスタイルに"チベット式"と"ブータン式"があり、多くはないように感じるがこの人がしていたように全身を地面につけ、伏せるような形をとる"チベット式の五体投地"をしている人々もたまに見かける。 ![]() ![]() 境内には大きな"マニ車"が並ぶ場所があり、そこでは多くの老人達がただただ"マニ車"を回し続けていた。 "ジミーさん"の説明では、『ここで"マニ車"を回しているのは皆リタイア後の老人ばかりで、朝から晩まで一日中座ってお経を唱えつつ"マニ車"を回し続けている』とのこと。 仕事をする必要もなくなり、あとはひたすら"功徳を積む"ことだけが残された人生でのやるべきこと。 『これで幸せなんだろうか?』という疑問を感じる人は多いと思うんだけど、『幸せ』なんです。 ブータンの国勢調査には「あなたは幸せですか?」という項目があるらしく、「NO」と答えた人は、たったの3%。 「自分は幸せである」と答えた人が国民全体の約8割以上だそう。 "ジャカルのBAR"で会ったジャーナリスト達といい、ホントに皆がそう思ってるってこと。 ![]() ![]() 神聖な場所の門の外では、札束を持ちながら賭けトランプをする子供達。 ![]() 次は"織物センター"に連れて行ってくれた。 ちなみにブータンに着いてからはガイドブックを開いた記憶は全くない。 どこに行くか考える必要も無いし(まーどのみちあんまりチョイスがないんだけど)、そんな旅行をする機会もあまりないから完全なるおまかせ行動。 ![]() ![]() 一階には沢山の織り機が並んでいて、きっと普段は大勢の人が並んで作業をしてるんだろう。 二階はお店になっていて、これまたキレイな生地が沢山売っていた。 でもやっぱり高くて手が出ない。 ![]() no,19《"ターキン放牧場"》 @モティタンと呼ばれる高級住宅街の奥(西部ブータン) "ターキン"とはチベット、ブータン、中国に生息するウシ科の哺乳類で、ちょっと鈍臭いビジュアルをしている。 ブータンの伝説では、15世紀に"ラマ・ドルクパ・ケンレイ"が奇跡を起こす為に牛と山羊から造った動物とされている。 中国では"ジャイアントパンダ""キンシコウ"と並んで三大珍獣に指定されていて、パンダ並みに保護されている動物らしい。 ![]() ![]() ![]() 放牧場は外周をフェンスで覆われただけの作りで、"ターキン"と"鹿"の2種類のみが広いエリアに放たれている。 この時は"ターキン""鹿"共にフェンスの近くにいてくれたから良かったものの、もし真ん中辺りに集中されたら全くと言っていい程来た意味を感じられないだろう。 ![]() ![]() ![]() 放牧場のすぐ脇には管理者の家なのか民家が一軒あって、家のお手伝いをする小さな子供達が割った薪をキレイに積み上げていた。 作業的には全く面白味はないだろうに、ちゃんとと言うか、すごく楽しそうにやっていたのが印象的。 ![]() 放牧場は市街の西側に広がる緩やかな傾斜地にあるため、"ティンプー"の町が一望できる。 他の町に比べたら建物の数は圧倒的に多いが、それでものんびりとした雰囲気には変わりがない。 ![]() no,20《"ドゥプトプ尼僧院"》 @ターキン放牧場から車で5分程(西部ブータン) ブータンに鉄の橋を伝えた事で知られる"タントン・ギャルポ"という高僧が瞑想を行なった場所に建てられた寺で、現在は尼僧院として利用されていて、50人程が生活しているらしい。 ![]() ![]() 門をくぐると、3歳くらいだろうか、すっごく小さい子供がちょろちょろと一人で遊んでいた。 この時点では、"尼さん"という英単語が分からなかったため、単に普通の寺に来たんだと思っていた。 勿論、このちっちゃい子供も単なるちっちゃい子供だとしか思っていなかった。 ![]() ![]() 境内は閑散としていてお寺って雰囲気には感じられなかったから、再度"ジミーさん"に『ここは普通のお寺なの?』と質問すると、やっとこ"尼僧院"ってことが理解できた。 『ってことはあの歩いてる子供達はみんな女の子?』 『そういえば、さっきのちっちゃい子供も赤い服着てたけど、あの子も尼さん?』 『そうです。』と"ジミーさん"。 あれだけ小さいと、まさか自分から尼さんになりたいと思ってここにいる訳ではないんだろうけど、ブータンの尼さんは一度なったら死ぬまでやめられないんだと。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ここは尼さんが実際に毎日寝起きしている部屋。"ジミーさん"が頼んでくれて、入れてもらう事が出来た。 女の子と言えど、壁に貼ってあるのはアイドルではなく仏画や国王の写真ばかり。 でもピンクの鏡が置いてあったりもして、やっぱり女の子の部屋。 で、この部屋の主であるとってもシャイな女の子に年を聞いてみたところ、『サーティーン』と聞こえ、ウンウンと納得。 が、実際は『サーティー』だった。 オレの勘違いに対して、どんな表情をしたらいいいのか分からないって感じで、大変申し訳ないことをした。 お茶を出してくれたうえに、帰りにはお供え物のお菓子を袋詰めにして大量にプレゼントしてくれた。 ![]() この"ドゥプトプ尼僧院"は、ブータン仏教の総本山"タシチョ・ゾン"が抜群の位置から眺める事が出来る場所でもある。 ![]() ![]() ひとまずホテルにチェックイン。 この日は"ホテル・ペリン"といって、市内の最も便利な位置にあるホテル。 ブータンでのホテル選びにおいては、町に近いとか何かに近いっていう条件は一切省いて問題ない。 この"ティンプー"においても微妙っていや微妙だけど、このホテルはきれいなうえにベッドがクソデカイからおすすめではあると思う。 ![]() no,21《"ティンプーの町"》 @空港のある"パロ"から車で1時間程(西部ブータン) "ジミーさん"達が一度会社に戻る用事があるというんで、少しの時間久しぶりの一人行動。 ホテルの目の前にあるメインストリートである"ノルジン・ラム通り"には、ホテルやレストラン、ショップなどの施設がほとんど集まっている。 ![]() 通りはこれまでに訪れた商店街とは比較出来ない程の人で溢れている。 ヒマそうなお坊さんもかなり見かける。 ![]() ![]() 脇道を覗くとやっぱりまだまだ荒れた部分が多く残っている。 こういう風景や今にも壊れちゃいそうな商店を見ると、旅行に来ている人間としてはかなりテンションが上がる。 ![]() ![]() やっぱりブータンの野菜は見た目がとてもキレイ。 ![]() ![]() 全てが真っ白で統一され過ぎていて、なんとも落ち着かない肉屋。 でもその白い空間が、商品である赤い肉をみごとに浮き立たせている。 ![]() "ティンプー"の若者は洋服といい、髪型といい、全くといっていい程日本人の若者と区別がつかない。 ![]() no,22《"タシチョ・ゾン"》 創建:1641年 @モティタンと呼ばれる高級住宅街の奥(西部ブータン) "タシチョ・ゾン(祝福された宗教の砦という意味)"は国王のオフィスであり、宗教界の最高権威"ジェ・ケンポ"を頂点とするブータン仏教界(ドゥク派)の総本山でもある。 ![]() 平地に建つこともあり、バランスの整った堂々とした雰囲気。 さすがにメインの"ゾン"は、これまでの"ゾン"では無かった空港のセキュリティーチェックさながらの厳重警備。 ![]() 中庭は建物外周にあるエントランスより一段高い位置にあるため、薄暗い通路と階段をのぼって上がる。 ![]() ![]() ![]() 広々とした石畳の中庭は、これまたこれまでの"ゾン"と比べものにならないサイズ。 人気のなさと夕暮れの静けさで、夜中の校舎のような不気味さがある。 ![]() 確かギリギリの時間で本堂に入ることが出来たような気がするけど、さすがに同じような場所を見過ぎてきたことで全く内部の記憶がない。 ![]() "ゾン"を出る頃にはもう完全に日も暮れ間際。 ライトアップされてぼんやり浮かび上がる"ゾン"はやっぱり怖い。 ![]() ![]() ![]() ![]() バンゴハンにはまだ少し時間が早く、もう一度町を散策。 ![]() 作ってるのか壊してるのか分からないような工事現場。 ![]() "ティンプー"唯一の映画館である"ルーガル・シアター"。 どことなくインドの映画館の雰囲気に似ている。 ![]() 普通に原宿とかにもありそうな若者向けの洋服屋さん。 ![]() 町中で子供から大人まで夢中でやっているのが"キャロム"というゲーム。 四隅にポケットが付いたボードを使ったおはじきのようなもので、ルールーはビリヤードに似ているらしい。 ![]() "ティンプー"で最もにぎやかな交差点の中央には、車をさばくためお巡りさんの交通整理場所がある。 以前には一時信号機が付けられたこともあるらしいんだけど、『国情に合わない』という理由から現在は全て撤去されている。 "信号機のない首都"は、おそらく世界唯一なんじゃなかろうか。 ![]() 暗い脇道に入ると、お店の中で一人一心不乱にお祈りをしているおじさんが目に入った。 お寺に行った時にだけする特別なことではなく、常日頃から仏教と共に生きているブータン人を見れたようで、邪魔をしないように注意をしながらコッソリ隠し撮りをした。 ![]() ![]() この日のレストランはかなり豪勢な雰囲気。 こんなキレイなお店でもガラガラ。 ![]() ![]() ![]() ゴハン後にはみんなで飲みにいく事に。 お店は地下にあり、外には特に看板もないためガイドさんと一緒じゃなきゃまず見つけることは出来ない。もしたまたま見つけたとしても怪しすぎて入れないと思うけど。 店内はスナックかキャバクラのような感じで、テーブル席とカウンター、そしてステージ。 ブータンではプロの歌手っていうのはないらしく、CDとかを出している歌手も一般的にこのようなお店で歌っているんだと。 それにしても怪しすぎる雰囲気。日本だったら間違いなくおねーちゃんがお酒をついでくれそうなものの、そこはさすがブータン、女っ気は微塵も無い。 |


















































































