5日目 in ブータン(ジャカル → トンサ)
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この日は今回のブータン旅行のメインイベントである"トンサ・ツェチュ"。
"ツェチュ"とはお祭りのことで、ヒマラヤ地方に仏教を伝えた"パドマサンババ"の布教活動を再現し、その威光を悪霊達に再確認させるために営まれる法要のこと。
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この日の朝ゴハンも変わらずのトーストとスクランブルエッグ。
このセットは不思議と飽きることが無い。




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no,11《"ヨトン・ラ"》

   標高:3400m
   @トンサとブムタンの間(中央ブータン)

楽しかった"ブムタン"を出発してお祭りの行われる"トンサ"へ。
一本道の国道のため、"トンサ"へは来た時と同じ道を戻ることになる。
ジャカルの町を出てしばらくすると、3400mの峠"ヨトン・ラ"を越える。"ラ"は峠の意味。


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峠というのはどこの国でも祈りの場所みたいで、これでもかってぐらいの"ルンタ"と"ダルシン"が並んでいる。


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ロープに結び付けられているのが"ルンタ"で、仏教の五色それぞれの布があり、用途によって使い分けがされているそう。
縦長の旗で、長い竿に結ばれるいるのが"ダル(旗)シン(棒)"。




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またしばらく走ると、広々としたなんとも素晴らしい景色。


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後ろを振り返ると通ってきた"ヨトン・ラ"の辺りなのか、うっすら雪が積もっていて見るからに寒々しい。




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またしばらく走ると、急に渋滞が。
こんなブータンの山道で、単に車が多くての渋滞なんて考えられない。


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こんな時でもさすが"のんびりブータン人"。
イライラすることもなく、道端に集まって座り、お弁当を広げプチピクニック。


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少しすると進みだし、カーブの直前でもうちょいで落ちそうになってるトラック発見。
運転してるのは全員山道に慣れたブータン人のはずと思うと、『明日は我が身』と、ちょっと怖くなった。




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3〜4時間程のドライブも無事に終わり、今晩から2泊する"プンジ・ゲストハウス"に到着。
部屋はかわいらしい感じで、なによりも嬉しかったのが"オイルヒーター"。
昨晩までのように薪を焼べる必要がなく、快適な部屋時間を過ごせると思った。
結果的にはバンメシ直前に朝まで続く停電。最悪な夜だった。


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まずはホテルのレストランでヒルメシ。


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ホテルは丘の上にあって、これから向かう"トンサ・ゾン"を見下ろすとても景色の良い立地にある。


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ブータンでは洗濯物が"ルンタ"に見えて、いろんな所で写真を撮りたくなる。




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no,12《"トンサ・ツェチュ at トンサ・ゾン"》

   創建:不明
   @ティンプーからだと車で7時間程(中央ブータン)

"トンサ"は、まったく平地のない山間の急斜面の地で、"トンサ・ゾン"はそんな急斜面から谷に向かって突き出すような形で建っている。
ブータンで最大級の"ゾン"だが、中に入ると驚く程幅が狭く、狭い痩せた尾根に無理矢理大建築を載せている感じ。
そんな"トンサ・ゾン"の中庭では年に一度のお祭り"トンサ・ツェチュ"が行われ、多くの人々が遠くから歩いて集まってくる。


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"ゾン"の周りには多くの露店も出ていて、皆が待ちに待ったお祭りって感じですごく活気がある。


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ちょうどお昼どきってこともあり、少し落ち着いた状態。
みんなお弁当を持参してきていて、適当なスペースを見つけてはゴハンを食べていた。




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通常5日間にわたって行われる法要の中では"チャム"と呼ばれる躍動的な仮面舞踊が僧侶によって演じられる。
"チャム"は悪霊のパワーを封じるための儀式であるとともに、集まった信者に、目に見える形で仏法を説く一種の教訓劇としての意味も持っているようで、ブータン人にとっては見るだけで功徳を積むことのできる有り難いものらしい。
僧侶はみんな引き締まった良い身体をしている。


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広場には踊る僧侶以外にも"アツァラ"と呼ばれる道化もいて、パントマイムなんかもして観客を笑わせている。


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踊りのバリエーションはあまりなく、同じものが繰り返し演じられているんだけど、観ている人々の顔からは楽しんで一生懸命観てるっていうのがすごく感じられる。
踊りを観ることより、踊りを観ている人々を観ている方が圧倒的に時間も長く、楽しかった。


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ブータンの男の子はカメラを向けるとほぼ全員がキリッと顔をキメル。
でもちょっとでも油断すると普通の子供の顔になる。


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お祭りで最も目をひくのがブータン女性の衣装。
普段着の"キラ"よりも一段と豪華なもので、数万円から数十万円もする手の込んだものを着ている。
"ツェチュ"の最中は、近郷から親戚の家に家族ぐるみで泊まりに来る人たちも多く、若者にとっては新しい出会いの絶好のチャンスでもあるらしい。


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出会いの関係ないおばあちゃん達は踊りも観ず、世間話。


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外の露店の一角ではお茶が飲める喫茶店もある。


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その近くでは"ダーツ"のお店もある。
矢一本を10ヌルタム(20円)で買い、的には0〜50まであり、その数字がそのまま現金で貰える。
ブータン人は賭け事が好きみたいで大流行り。
でも賭け事は違法らしく、警察がくるとたびたび店を閉めていた。




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お祭りの行われている"トンサ・ゾン"から100m程離れた場所で、お祭りには行けないものの、やたらと楽しそうに仕事をしている少年達。




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ホテルに戻り、そろそろバンメシって時に部屋の電気が切れた。
"地球の歩き方"には確かに停電が多いって書いてあったけど、ホントにあるのかと、その瞬間は朝まで続くとは思ってなかったから気楽なものだった。
そのまま携帯ライトで照らしながらレストランまで行くと、テーブルの上にはたくさんのロウソクが並んでいて、これはこれでクリスマスっぽい雰囲気。


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ゴハンを食べだしたら一瞬ライトが付き、みんなの喜びの声の中ものの10秒程でまた消え、そのまま朝まで直ることはなかった。


ヒーターは使えず、勿論お湯も出ず、寝ようにも寒すぎてなかなか寝付けなかった。
| 2009.12.ブータン | 17:32 | comments(2) | - |
景色といい、服といい、色合いがいいね。
| ryuta | 2010/01/13 11:11 PM |

うん、ホントに最高な国だったよ。
山もあるし、りゅうちゃんもきっと好きだよ。
| keiichitokura | 2010/01/13 11:25 PM |

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